New Release --- Rocas de Seña 2021
チリを代表するプレミアム・ワイン、セーニャ(Seña)。そのセカンドラベルである「Rocas de Seña」の最新ヴィンテージ2021を試飲する機会がありました。
セーニャは、1995年に、チリの名門エラスリス家のエデュアルド・チャドウィック氏とナパ・ヴァレーの父ロバート・モンダヴィ氏、2人の先駆者による、チリでの共同ワインプロジェクトとして誕生しました。その目的は、チリ発・世界クラスのワインを世に送り出し、アコンカグア・ヴァレーの土地の個性を表現するワインを造ること。ワインは、ボルドースタイルの赤ワインブレンドです。
2021年は天候に恵まれ、非常に秀逸なヴィンテージとなったそうです。
こうしたセカンドラベルも、十分、熟成のポテンシャルがありますが、ファーストラベルに比べて、若いうちから親しみやすく、そして手に取りやすい価格なのも魅力です。
★ Tasting Note
鮮やかなパープル色。まず、スミレのお花や、チェリー、プラム、ブルーベリー、カシスなどの新鮮な果実がふんわりと広がります。そして、黒コショウ、丁子、ローズマリー、トースト、ローストしたナッツ、ダークチョコレートのフレーバーが続き、複雑な層を作ります。口に含むと、あたたかく、優しい果実に包まれますが、爽やかな酸味がワインを引き締め、そのまま軽やかな余韻へと続きます。タンニンはきめ細やかなのですが、しっかりした骨格があるので、ビーフやポークのお肉料理はもちろん、酸味に合わせてターキーのクランベリーソースなど軽めのお肉料理にも相性がよさそう。
★ Technical Data
ブドウ品種構成: 35% マルベック、 21% シラー、 20% カベルネ・ソーヴィニヨン、10% グルナッシュ、 9% プティ・ヴェルド、 5% ムルヴェード
95%フランス産のオーク樽で熟成(うち新樽40%)、残り5%はコンクリート・エッグ・タンク
アルコール度数:14%
In 1995, Eduardo Chadwick and Robert Mondavi pioneered an international joint venture to give life to Chile’s first icon wine. They named it Seña, a sign to the world that Chile could produce world-class wines and be welcomed, in time, among the world’s First Growths; expressing the uniqueness of the Aconcagua Valley.
Rocas de Seña is its second label. 2021 has become an exceptional vintage in Chile.
★ Tasting Note
Violet and fresh fruits of cherry, plum, blueberry and cassis, followed by black pepper, clove, rosemary, toast, roasted nuts and dark chocolate. Ripe and soft fruits please the palate, structured by refreshing acidity. Tannin is smooth and refined. Complex and layered flavors go well with a variety of meat dishes, such as beef or pork steaks. A lighter meat such as turkey with cranberry sauce would also be nicely paired because of fine acidity and lifted flavors of the wine.
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